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歯磨き粉と歯ブラシ

2020年5月 7日

みなさん、こんにちは (*^^)v

さかの歯科、歯科衛生士のR,Mです。 

日々刻々とコロナウイルスの感染拡大が続いていますが、お変わりありませんか?

今日はコンビニやドラッグストアで何気なく手にし、毎日使っている歯磨き粉や歯ブラシについてお話ししたいと思います。

日本人は80歳までに28本(親知らずを加えると32本)ある歯のうち半分を失い、入れ歯やブリッジなどになる人が多いです。
一方、同年齢のスウェーデン人は平均20本の歯が残っているそうです。

この差の理由は、日本人の歯についての知識の差だそうです。

中高年は歯周病か虫歯によって歯を失いますが、この原因はどちらも口の中にあるバイオフィルムです。これを理解せず、間違った歯磨きなどで結局歯を失う人が多いのです。
朝起きて、口の中がネバネしていたら、それはバイオフィルムと呼ばれているものです。最近ではプラークの事をバイオフィルムと呼ぶことが多いです。

歯周病は、歯と歯茎の隙間にある歯周ポケットにバイオフィルムが繁殖し、歯周病原菌が感染して組織を破壊し、重症化して歯が抜けてしまいます。

また中高年に特徴的なのが、『大人虫歯』。加齢で歯茎が下がり露出した歯の弱い根元部分や、昔に治療したつめものやブリッジの隙間にバイオフィルムがはりついて虫歯を作ります。

そこで、歯周病や大人虫歯に効果的だという歯磨き粉などが続々発売されています。

歯周病についてのカウンセリングを当院で受けられた方はご存知かと思いますが、大半の方が歯磨き粉について誤解しているようです。

もし歯茎の腫れ、出血、むず痒さを感じたら歯周病の初期症状ですが、この時、歯周病予防を謳った薬用歯磨き粉を買い求め、自己流で治そうとしていないでしょうか。

歯周病ポケット内のバイオフィルムは強力に付着しているので、歯ブラシでは除去できません。
薬用歯磨き粉で一時的に症状が緩和しても、それは歯周病が治った訳ではないのです。あくまでも補助的なものと考えて下さい。

軽い腫れや出血など、初期段階の『歯肉炎』と、膿が出たり歯がぐらつくなど重症化した『歯周炎』があります。
歯肉炎の段階で適切な治療を受ければ、歯周病の進行を止めることが出来ます。

高価な歯磨き粉には、ある程度の効果はありますが、大切なのは定期的な検診や歯科衛生士によるバイオフィルムや歯石除去が大切です。


歯磨き粉

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