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麻酔注射が効きやすい?効きにくい?その2

2018年3月19日

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前回の院長ブログで

「麻酔注射が効きやすい?効きにくい?」の話しをしましたが、麻酔が効きにくいケースがあります。これは日常の診療でも結構遭遇しますね。

それは、患部にひどい炎症が起きているという場合です。

通常、からだの平均的なpH値、つまり少しアルカリ性なのですが、浸潤麻酔薬は、少しアルカリ性の環境でよく効きます。

ところが、炎症が起きると、乳酸が痛いところにたくさん溜るので、そこは酸性の環境になっています。この状態の時には、麻酔の注射をしても、肝心の効力がなくなってしまいます。つまり、麻酔が全然効かないことになってしまいます。

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「通常なら麻酔が効くはずが、まだ効いてこない」という場合は、やはり麻酔の注射を追加(決められている麻酔量の範囲で)せざるを得ません。

しかし、麻酔を多くしてもほとんど効き目がないことすら、時々ですがあります。(」めったにありませんが)

麻酔がなかなか効かないとなると治療がつらくなるので、炎症がひどくなる前に、早めの受診を心がけましょう。



麻酔注射が効きやすい?効きにくい?その1

2018年3月12日

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麻酔注射が効きやすい人また効きにくい人がいるのをご存知でしょうか?

つまり、歯科の麻酔でよく使われる「浸潤麻酔」がなかなか効かないという方、また逆にすごく効きやすくて治療後もなかなかしびれがとれなかったという方、どちらも多くいらっしゃいます。

ご自身の体質のせいだと思っている方、また、歯科医師の注射の技術が下手と思っている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、浸潤麻酔の"効く・効かない"は、ほとんどの場合患者さまの体質や歯科医師の麻酔の技術で左右されるものものではありません。

実は、多くの場合、患者さまの「骨の質」の状態次第によるものが大部分と考えられています。

浸潤麻酔がうまく効くためには、歯を取り囲んでいる「歯槽骨」に麻酔がしっかりと浸潤し、歯の神経に十分に麻酔が到達させる必要があります。

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しかし、歯槽骨の表面は「皮質骨」という硬い骨でおおわれています。そして特に体格の良い男の方の場合など、皮質骨が硬くて厚みのある確率が高く、麻酔が歯槽骨の内部まで到達しにくく、なかなか浸潤麻酔が効かないのです。

ところが、歯槽骨が硬くて厚みがあるということは、つまり歯の支えがとてもしっかりとしているということになりますので、患者さまの歯の健康にとって、とても喜ばしいことです。

浸潤麻酔の効き目にとっては少し損ですが、「仕方がないな」と思っていただければ、歯科医師としてはありがたいですね。

次回に続く。。。。。


一番硬い組織とは?

2018年3月 5日

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人の体の中で、一番硬い組織はどこでしょうか?

これこそが我々歯科医師が、毎日予防に取り組んでいる「歯」なのです。

歯の一番大切な役割は、食べ物を噛み砕くことです。そして普段食べ物を噛み砕く時、歯にはとても大きな力がかかっています。

奥歯が1本なくなってしまうと、食べ物を噛み砕く力はどれくらい落ちてしまうのかご存知でしょうか?

答えは、約半分といわれています。

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そして噛み砕く力が低下すれば、必然的に胃に負担がかかってしまいます。そうなれば、胃腸の病気を引き起こす原因にもなってしまいます。

乳児は、生後6ヵ月になる頃には、下の前歯に2本の歯が生えてきます。

そして3歳になる頃には20本、6歳頃になる頃は24本の歯が生えてきます。その中には大人の歯で一番大切な「六歳臼歯」も含まれています。

12歳になる頃には28本になり、成人する頃には親知らずも含めて32本になります。

現在あなたの歯は何本ありますか?

「8020運動」という目標をご存知の方も多いと思いますが、歯科医師会では、80歳で20本を目標にしていただく運動をしております。

実は、総数20本以下のなってしまうと、噛み砕くむ能力が急激に低下してしまします。

(よく噛めること)=(元気な体)

歯がなくなってからでは、遅いのです。

あなたの歯を守るのはあなた自身しかありません。

正しいブラッシング方法を身につけて、そして歯科医院での定期的なメンテナンスで、大切な歯を守りましょう。

平成30年3月のさかの歯科の休診日のお知らせ

2018年3月 1日

平成30年3月のさかの歯科の休診日のお知らせ

  4日()   7日(水
11日()     14日(水)   
18日(   21日  () 
25日()     28日(水)   

よろしくお願いします。


『楽しい歯内療法のルールの整理と考え方』のセミナーに行ってきました。

2018年2月26日

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歯内療法は、日常臨床で補綴処置の前処置として避けて通れないハードルです。

『いつも同じように行なっているのに、結果が安定しない』『補綴物を装着するのに、不安がある』など、日常の診療ではいろいろな悩みがあります。

歯内療法の失敗の多くは、様々な3次元的根管形態に起因しています。

そして、根管の分岐や合流、isthmus、Fin などの解剖学的に清掃が困難な所に部位に起炎物質が残留しやすなり、2次的な問題に発展しています。

そのため、私たちが日常行っている歯内療法では『やり直し』の 再治療も多く、その成功率は文献的には60〜70% と低く報告されています。

このセミナーでは、歯内療法を行ってきた症例をいくつか供覧し、遵守すべき基本的ルールや治療における勘所を教えていただきました。 

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明日からの診療に生かしていきたいと思います。


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