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大人にできるむし歯 その2

2018年4月 9日

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前回お話ししたように、大人にできるむし歯は、子どもの頃にできるむし歯とは、その原因もその場所も異なります。


そして、おとなにできるむし歯には、おとなのむし歯なりの予防方法があります!

そのポイントについて見てみましょう。


再発むし歯(二次う蝕)

治療した詰め物やかぶせ物の周囲に、再度むし歯ができてしまうむし歯です。

「すでに治療をしている歯なのに、どうして再度また虫歯になってしまうのか」

「治療したところは、人工物なのに、なぜ虫歯になってしまうのか?」

と思われるかもしれませんが、たしかに、つめものやかぶせものは、人工物なので決して虫歯になることはありません。

しかし、酸はミクロの隙間も簡単に通り抜けてしまいますので、治療後のケアーをきちんとできていなければ(虫歯菌がいっぱいのままでは)、再度虫歯菌の影響を簡単に受けてしまいます。

治療後の口内環境が改善されずむし歯菌がいっぱいのままでは詰め物などの隙間から酸が入り込んでしまします。

二次う蝕は、詰め物やかぶせ物の下の見えないところで進行するため自分では気づきにくいのです。


②根元むし歯(根面う蝕)

これは、大人のむし歯の代表的なむし歯です。

大人になって歯周病になってしまうと、歯ぐきが退縮して、歯ぐきに覆われていたセメント質や象牙質がむき出しになります。さらにその場所は汚れの溜まりやすいところなので、特にむし歯になりやすい場所になります。

この場所が、根元のむし歯になります。


おとなにできるむし歯  その2.jpg


むし歯の治療が終わったら、今度は口内環境の改善がとても大切です。

定期的なメンテナンスを受けて、詰め物やかぶせ物のまわりも歯医者さんでチェックしてもらってください。



大人にできるむし歯

2018年4月 2日

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仕事が忙しかったり、お子さんのむし歯ばかりを心配していたら、自分自身にむし歯ができてしまったという経験はありませんか?


むし歯ができやすく、そのうえ気づきにくい、そして不利な条件の多い大人にできるむし歯。

その虫歯は、ちょっとしたお口の変化がその原因になっていることがあります。


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気になった時には歯医者さんへ行って検診を受けてください!


○歯がしみる?

○歯の色が濃くなった?

○詰め物の周りが変色したり欠けている?

○かぶせ物のキワが変色している?

○ものが挟まりやすくなった?

○歯がとがって舌が引っかかる?


以前治療したところの周囲でも、新たなむし歯ができてしまうこともあります。

子供にできるむし歯とは、その場所も理由も異なってきます。

治療した歯がある方は、きちんと歯医者さんで自分にあったブラッシング方法を指導してもらうことも重要です。そして定期的なメンテナンスを受け、つめものやかぶせものの周りのチェックをしてもらってください。


どんな小さなことでも、歯医者さんで相談してください。

健康な歯の方も定期的な歯科検診を日ごろから受けておくと安心です。

早期に予防策を立て歯を守っていきましょう!


二次う蝕

2018年3月26日

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「以前虫歯治療をした所ががまた虫歯になっています。」

こんなことを言われたことがありませんか?

治療した所の周りに、再度新たな虫歯ができてしまうことを、「二次う蝕」といいます。

また、こんな疑問を持たれる方もいらっしゃると思います。

「すでに治療をしている歯なのに、どうして再度また虫歯になってしまうのか」

「治療したところは、人工物なのに、なぜ虫歯になってしまうのか?」

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たしかに、つめものやかぶせものは、人工物なので決して虫歯になることはありません。しかし問題は、つめものやかぶせもの下に隠れた「象牙質」なのです。

虫歯ができて治療した歯は、つめたりかぶせたりして虫歯を治療するということは、「エナル質」に穴が開いてたところを人工物で補修したに過ぎないのです。

エナメル質は、酸から歯を守ってくれるいわば鎧のような存在です。

そして酸はミクロの隙間も簡単に通り抜けてしまいますので、治療後のケアーをきちんとできていなければ(虫歯菌がいっぱいのままでは)、鎧を失っってしまっている歯は再度虫歯菌の影響を簡単に受けてしまいます。

また、二次う蝕は、つめものやかぶせものの下の見えないところで進行するため、ご自分では気づきにくいのです

一番大切なのは、口腔環境の改善なのです。

歯科医院で、しっかりと指導してもらい、定期的なメインテナンスを受け、つめものやかぶせものの周りもチェックしてもらうと安心です。



麻酔注射が効きやすい?効きにくい?その2

2018年3月19日

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前回の院長ブログで

「麻酔注射が効きやすい?効きにくい?」の話しをしましたが、麻酔が効きにくいケースがあります。これは日常の診療でも結構遭遇しますね。

それは、患部にひどい炎症が起きているという場合です。

通常、からだの平均的なpH値、つまり少しアルカリ性なのですが、浸潤麻酔薬は、少しアルカリ性の環境でよく効きます。

ところが、炎症が起きると、乳酸が痛いところにたくさん溜るので、そこは酸性の環境になっています。この状態の時には、麻酔の注射をしても、肝心の効力がなくなってしまいます。つまり、麻酔が全然効かないことになってしまいます。

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「通常なら麻酔が効くはずが、まだ効いてこない」という場合は、やはり麻酔の注射を追加(決められている麻酔量の範囲で)せざるを得ません。

しかし、麻酔を多くしてもほとんど効き目がないことすら、時々ですがあります。(」めったにありませんが)

麻酔がなかなか効かないとなると治療がつらくなるので、炎症がひどくなる前に、早めの受診を心がけましょう。



麻酔注射が効きやすい?効きにくい?その1

2018年3月12日

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麻酔注射が効きやすい人また効きにくい人がいるのをご存知でしょうか?

つまり、歯科の麻酔でよく使われる「浸潤麻酔」がなかなか効かないという方、また逆にすごく効きやすくて治療後もなかなかしびれがとれなかったという方、どちらも多くいらっしゃいます。

ご自身の体質のせいだと思っている方、また、歯科医師の注射の技術が下手と思っている方もいらっしゃるかと思います。

しかし、浸潤麻酔の"効く・効かない"は、ほとんどの場合患者さまの体質や歯科医師の麻酔の技術で左右されるものものではありません。

実は、多くの場合、患者さまの「骨の質」の状態次第によるものが大部分と考えられています。

浸潤麻酔がうまく効くためには、歯を取り囲んでいる「歯槽骨」に麻酔がしっかりと浸潤し、歯の神経に十分に麻酔が到達させる必要があります。

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しかし、歯槽骨の表面は「皮質骨」という硬い骨でおおわれています。そして特に体格の良い男の方の場合など、皮質骨が硬くて厚みのある確率が高く、麻酔が歯槽骨の内部まで到達しにくく、なかなか浸潤麻酔が効かないのです。

ところが、歯槽骨が硬くて厚みがあるということは、つまり歯の支えがとてもしっかりとしているということになりますので、患者さまの歯の健康にとって、とても喜ばしいことです。

浸潤麻酔の効き目にとっては少し損ですが、「仕方がないな」と思っていただければ、歯科医師としてはありがたいですね。

次回に続く。。。。。

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