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起床時口臭はなぜ臭うのか?

2012年5月14日

京都市、西京区、洛西にある歯科医院・歯医者のさかの歯科院長の坂野泰造です。

 

今回も、以前ドクターブログでお話しした『口臭の分類』 の続編です。 

 

起床時口臭は、どの分類になるのでしょうか?

 

答えは、 『生理的口臭です。

 

では、「起床時口臭はなぜ臭うのでしょうか?それは

 

● 睡眠中は唾液の分泌が最も少なく、自浄作用が低下する。

● 閉ざされたお口の温度・湿度・栄養のもとに、細菌が培養器の中の様に繁殖する。

● 一方、口腔組織の代謝は行われ、たんぱく質は増加する。

● 普段口臭のない方でも、起床時に感じることも多い。

 

唾液と口臭の関係 

2012年5月 7日

京都市、西京区、洛西にある歯科医院・歯医者のさかの歯科院長の坂野泰造です。

 

今回も、以前ドクターブログでお話しした『口臭の分類』 の続編です。 

 

唾液(つば)には口臭を予防する洗浄作用、抗菌作用、粘膜の保護作用などがあります。

 

唾液の分泌が少なくなると、口の中が不潔になって口臭が発生しやすくなります。緊張したり、降圧剤(血圧を下げる薬)や睡眠薬などの薬の副作用で唾液の分泌が抑制されることもあります。

 

口臭を気にする人は、口を大きく開けてはっきり話すことが少ないようです。しかし、唇や舌を動かすことが刺激になって唾液の分泌量は多くなります。

 

人とあまり話さなかったり、食事を控えたりしているとかえって唾液量が減少して口臭が強くなってしまうという悪循環になってしまうことがあります。

 

次回につづく

外因性の口臭  

2012年5月 1日

京都市、西京区、洛西にある歯科医院・歯医者のさかの歯科院長の坂野泰造です。

 

今回は、以前ドクターブログでお話しした『口臭の分類』 の続編です。 

 

外因性の口臭(ニンニク).jpgネギ、ニラ、ニンニクなどを食べた後の口臭は、口の中に残った食べかすが直接におう場合と、体内で消化吸収されたにおい物質が血液によって運ばれ、やがて肺から呼気として排出されてにおう場合があります。

 

 

 

 

アルコールも体内で吸収され、肺から揮発性のアルコール成分が排出されるため、お酒を飲んだ人の吐く息は臭くなります。

 

外因性の口臭(タバコ).jpgタバコを吸う人の口のにおいは、主にタールやニコチンです。

 

たばこは歯周病を悪化させる因子にもなります。

 

 

 

 

しかし、このような飲食物や嗜好品による口臭は、時間の経過とともに減少する一時的な口臭です。

口臭恐怖症

2012年4月23日

京都市、西京区、洛西にある歯科医院・歯医者のさかの歯科院長の坂野泰造です。

 

今回は、以前ドクターブログでお話しした『口臭の分類』 の続編です。

 

まれなケースですが、どんなにご説明しても「口臭がある」と訴えられ、何度も来院される方もいらっしゃいます。

 

自分は口臭がひどいと思い込んで人付き合いができない、人と会話ができない、外出さえもしなくなるという人もいます。

 

そのような場合は口臭恐怖症と診断され、心療内科や精神科の受診を勧める場合もあります。

 

口臭恐怖症は自分が完璧でないと気がすまないというタイプの人に多く見られるケースです。

 

こういう精神状態になってしまうと、他人からは特に気にするほどの口臭とは思えないのに、自分ではひどい口臭だと思いこんでしまって、 必要以上に歯と歯ぐきを磨いてしまい、歯ぐきを傷めたりして、かえって口の中の状態を悪化させてしまうこともあります。

 

口臭恐怖症は自分の体のにおいを気にしすぎる体臭恐怖症と同じもので、早めの精神的ケアが必要となります。

 

次回につづく 

仮性口臭症(自臭症) 

2012年4月16日

京都市、西京区、洛西にある歯科医院・歯医者のさかの歯科院長の坂野泰造です。

 

今回は、以前ドクターブログでお話しした『口臭の分類』 の続編です。 

 

実際は臭わないのに口臭を気にしてしまうことを自臭症といいます。
自臭症で悩んでいる人は年々増えているようです。

 

自臭病の人は過去に誰かに「口臭がする」と言われたことがきっかけで気にしだすパターンが多いといわれます。そして次第にに口臭へのとらわれが強くなります。

 

会話をしているときに、相手が鼻に手を当てたり、横を向いたり、距離をおいて座る、といった無言の動作や行動が、自分の口臭のせいと思い込みます。
これが重度になってくると、人と会話ができない、外出ができない。公共の乗り物に乗れない、などなど日常生活に支障をきたすようになってきます。

 

実は、自臭症の患者さんで本当に口臭がある人にいままでお目にかかったことはありません。お口の中もきれいに清潔に保たれていて、申し分のない口腔衛生状態であることがほとんどです。

 

起床時や空腹時、疲労時、ストレスや緊張時など唾液に分泌が少なくなったときには誰でも口臭が強くなることを説明したりしますが、自臭症の方はそのくらいの説明ではまず納得してくれません。

 

精神的な要素が強く影響してしまっていますので、結局、口臭外来のある病院を紹介するということが多くなります。

 

次回につづく

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